【23年12月更新】ファッションレビュー｜2024年開運日カレンダーも！『WILDSWANS（ワイルドスワンズ）』

今回はこだわり満載のレザーグッズに関するお話。

中国･武漢で報じられて2年、現在も世界中で
猛威を振るう新型コロナウイルス感染症。
12月に入り、日本では街にも店にも人流が
戻ってきています。食事の際もルールを
守りながら同僚達と行くようになり、
懐かしい「日常」を取り戻しつつあります。

コロナ禍と財布
『WILDSWANS』のコンパクト財布「PALM」
『WILDSWANS』との出会い
財布と吉日の関係
2024年（令和6年）吉日カレンダー

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コロナ禍と財布

そんな時にふと感じたのが「財布」の大切さ。
コロナ禍では、「食事も黙食で誰に見せる
訳でもないし、ガシガシ気兼ねなく使えて
楽チンなのが一番」
…という理由からこの子を使い倒していました。

ミルスペック由来の堅牢さと都会的な見た目
からバッグのみならずゴルフギアでも
人気のブランド『BRIEFING』。
この「COIN PURSE MW」は価格もアンダー
税込4,000円、コーデュラナイロン使いで
タフに使え、更にはコンパクトながら必要
十分な収納力…とこの2年間重宝しました。
ちなみに元々ファスナー部分の引手に
付いていたゴムだけはカジュアル過ぎたので
ネットで探して探して…ようやくちょうど
良いものを見つけて取り換えました。

以前AppleWatchの記事でも触れましたが、
特にランチ時には、AppleWatch×SUICAで
決済出来る店に行くことが多かったことも
あり、持って出る財布もこの子で十分
だったという訳です。

そんな「異常な日常」から2年。
普段使いには十分でしたが、コロナ禍が
改善し始め、2年振りに大切な人達と素敵な
お店を訪れる場面が増えてくると、
当然周囲の目に触れる機会も増え
「そろそろレザーに戻すか…」と考えるようになりました。

『WILDSWANS』のコンパクト財布「PALM」

新たに使い始めたのが『WILDSWANS
(ワイルドスワンズ)』が誇るミニ財布の
大定番モデル「PALM(パーム)」。
中でも“革の王様”クロコダイルを贅沢に
使った品。今回、2018年に発売された
未使用品を運良く手に入れることが出来ました。

当ブログをご覧の方々にはご存じの方も
多いかと思いますが、『WILDSWANS』は
ワイルドな見た目ながらも厳選された皮革
と丁寧な仕事で人気の日本製レザーグッズブランドです。

数あるラインナップの中でも、特に支持
されているのが10年以上前「ミニ財布」
ブームの火付け役となったこちらのモデル
「PALM(パーム)」です。手の中に収まる
コンパクトなサイズでありながら、
カード･札･小銭を分けて収納出来る優れモノ。

私が特に気に入っているのは、ブランドの
“顔”ともいえる美しくも迫力のある
「コバ処理」。手間暇をかけ何度も
磨き→削りの工程を繰り返すことによって
ボリュームがあるコバを美しい造形の
ひとつにまで昇華させた、作り手の
心意気が感じられる部分です。

コバは使い込んでいくと毛羽立って
しまったりと最もダメージを受けやすい
部分のひとつですが、購入時に付いてくる
専用の木製スリッカーで磨くことで
摩擦熱と圧力で革が締まり滑らかになる…
そんなギミックまでも男心をくすぐります。

『WILDSWANS』との出会い

実を言うと『WILDSWANS』を使ったのは
今回が初めてではありません。
2008年頃？当時話題になり始めていた
「PALM」のパターンオーダーをしに
路面店「C.O.U.銀座」に伺いました。
当時から10年近く使い込んだものがこちら。

『WILDSWANS』の代名詞でもあるサドル
プルアップレザーのブラウンを表側に、
ネイビーを内側に選んでオーダーしたもの。
内側を撮り忘れましたが、エイジングに
よって色味が2トーン程度濃くなってしまい
ネイビーもブラウンもよく見ないと
わからない状態に(汗)。こうなると
「既製品でも良かったのでは？」っていう
ご指摘は大変ごもっともです(笑)。

新旧品を並べてみましたが、左のサドル使い
の「PALM」も、新品時は右の新品クロコと
同じくらいの厚みがありました。
“尻ポケ”など財布にとってはハードな使い方
をしていたこともあり、厚みは半分ほどに。
一方で、上質なレザーと丁寧なつくりの
お陰で永く使っても輝きは失っていません。
財布は使わずに放っておくとダメになって
しまいがちですが、私のように2年近く
使っていなくても、変わらずに
しっとりと手に馴染んでくれています。

１点だけ、エイジングと共に気になったのが
革の“アタリ”。内側に折り込んだ革が表側に
まで響いてしまっているのが、個人的に少々
残念に感じていた部分だったりします。
その部分を改善し、さらに収納力を増した
のが新作「CASA(カーサ)」で、既に
オンライン上では品薄が続いているようです。

熟練の職人がひとつひとつ手仕事でつくる
『WILDSWANS』は、元々在庫が潤沢にある
訳ではありませんが、コロナ禍の影響もあり
店頭＆オンライン在庫は一層薄くなって
いるように感じます。その影響からか、
オークション等では元値よりもプレミアが
ついているご様子…。
お探しの方はこまめに店頭＆ECをチェック
されるのが肝要かと思います。

財布と吉日の関係

「一粒万倍日」って聞いたことありますか？
そう！宝くじ売場に書かれている、あれ。
一粒万倍日とは縁起が良いとされる吉日で、
文字通り「たった一粒の籾が万倍にも実り、
素晴らしい稲穂になる日」を表しています。

何故こんな話をするかと言うと、
お財布にお金を入れて使い始めるには
最適とされている日があるからです。
私自身はそこまで縁起を担ぐ質では
ないですが、財布メーカーの担当者に
話を聞くと、年々「吉日に向けて
財布を購入される方が増えている」とのこと。

そんな「縁起が良いとされる吉日」
について以下にまとめてみました。

縁起が良いとされる吉日

■天赦日
　日本の暦の上で最高の吉日。
　天が万物の罪を許す日とされ
　新しいことを始めるのに最適。
■一粒万倍日
　たった一粒の籾が万倍にも実り、
　素晴らしい稲穂になる日。お金が
　何倍にも膨らむと言われている。
■寅の日
　「虎（寅＝とら）は千里往って
　千里還る」という云われから、
　「出したお金が戻ってくる」。
■巳の日
　弁財天の遣いである蛇にお金に
　まつわる願い事をすると弁財天
　に届くと言われている。
　巳の日の中でも特に良いとされる
　「己巳の日(つちのとみのひ)」も。