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ファッションレビュー|大人が履くべき進化系ボトムス『giabsarchivio(ジャブス アルキヴィオ)』

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ファッションレビュー|大人が履くべき進化系ボトムス『giabsarchivio(ジャブス アルキヴィオ)』

明けましておめでとうございます!

私事で恐縮ですが、ブログタイトルの
“四十路”もちょうど折り返し地点を迎えて
しまいましたので、2024年は褌を締め直し
皆様にとってより有益な情報を提供できる
よう努めて参ります。
引き続きお付き合いくださいませ。

さて、本年1発目は「ボトムス」です。

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気温上昇とボトムス

まずは、気温の話をさせてください。
昨年2023年は、本当に暑い年でしたね。


ちなみに年間の猛暑日日数22日、真夏日日数
90日と共に過去最多となったそうです…
酷暑やゲリラ豪雨なども多く最早日本は
亜熱帯に近いのでは?と思う方も少なくないと思います。

このような気温上昇を踏まえると、
スタイリングにおいてボトムスの重要性が
年々増している
ように感じています。
なぜなら、夏場はトップスがシャツ1枚等
軽くなることでジャケットやコートに隠れる
ことなく、相対的にボトムスの見える面積が
増すからです。

全身のコーディネイトの中でボトムスの比率
が高まるにつれ、その選び方がますます大切になってきています。

スキニーって本当に大丈夫?

続いて、ボトムスの細さについても触れて
おきたいと思います。ファッションに興味を
持ち始めた学生の頃から細身のボトムスで
ずっと育ってきた私にとっては、スキニー
デニムも大好物でした。

ただ、そのことを周囲の女性たちに聴いてみる
と気付かなかったデメリットも多いことがわかりました。

 ①足のシルエットがそのまま出る
  (
O脚や脹脛の張り)
 ②足の短い人には似合わない
 ③特に短いトップスと合わせると
  股間が強調されがち

 ④一般人が履くと夜のお店の人に見られがち

実際、X(旧Twitter)でもこんな記事が。


彼女達曰く「履くことを許されるのは芸能人
や若い子に限る」とのこと(涙)。
彼等のように、
「黒スキニー履いておけば大丈夫」
とはいかないのが40代おじなのです。。。

進化系ボトムス『giabsarchivio(ジャブス アルキヴィオ)』


そんな悩める40代のボトムス探し。
私は「進化系ボトムス」と「オーダー」、
この2つの答えにたどり着きました。

まずは、前者「進化系ボトムス」。
その中で最も知名度が高いのが
このジャブスではないでしょうか。
詳しいブランドヒストリーは割愛しますが、
伊・フィレンツェ発のボトムスとして
名だたる百貨店やセレクトショップにて
絶賛展開されています。

ジャブスが知られるようになった背景には、
コロナ禍を経て働き方が見直され、仕事で
着用する服が大きく変化したことも影響しています。

AOKIの「パジャマスーツ」が5万着売れた…なんてニュースも

「スーツをはじめとしたドレスクロージング
の堅苦しさ、窮屈さから解放されたい」
「でもキチンと見える格好は保ちたい」
…そんな想いが流行となり爆発的なヒットを
続け、進化系ボトムスの頂点の座を確立したのがジャブス。

また、一旦楽な着心地を知ってしまったら
戻れないのが人間の性(サガ)。
「革靴から(ビジネスにも履ける)
スニーカーに履き替えたら、戻れなくなった」
なんて声を本当によく耳にしますが、
それと同じ現象ですよね。

そんなジャブスを2本購入しましたので、
ブランドの特徴と共に振り返っていきます。

ジャブスにハマる理由

ジャブスの価格は、素材やモデルによっても
異なりますが1本30,000円台からと安い買い物
ではないです。にも関わらず、デビュー以来
支持され続けているのには理由があります。
以下の通り、メリットが“これでもか!”と
詰まっているからです。

ジャブスにハマる理由

 ①柔らかい履き心地と美シルエット
 ②永久クリース
 ③ウエストのシャーリング加工
 ④ベルトでも、ベルトレスでもOK
 ⑤他には無い素材使い

まず、①柔らかい履き心地と美シルエット
鉄板の売れ筋は、ジャージー素材を使用した
モデル。ドレススラックス然としたシルエット
なのに実はビョンビョン伸びるジャージー。
それぞれの“良いとこどり”を実現しています。
裾にかけてテーパードした美しいシルエット、
さらに日本人向けに膝部分を高めに設定
されていることによる膝下&脚長効果も。

続いて、②永久クリース

スラックスを履く人達の共通の悩み、
それがクリースライン。清潔感を維持する
ためにも、クリースラインをキープしたい
ところですが雨や汗、湿気によって
センタークリースが取れてしまいがち。

ジャブスの人気モデルである
「MASACCIO(マサッチョ)」は、
センターラインを糸で縫い合わせているので
上品な面構えがずっと続きます。
※ただし、薄手の生地やテロテロ系素材の
  モデルの場合は、
糸で生地をつまんでいる
  ことがバレやすいので注意。

さらに、③ウエストのシャーリング加工

ドレッシーな見た目にも関わらず、腰回りが
ノンストレス。5cm前後は伸びるので、食事の
後でも窮屈になりづらく後述のドローコードと
合わせて好みのフィット感に調節することが可能。

加えて、④ベルトでも、ベルトレスでもOK
ドローコード使いで楽に履ける一方で、
ベルトループも備えている優れもの。
しかもドローコードを内側に出す(隠す)
ことが出来るのでゴロつきも無く、ベルト
を使用してさらにキチンと見えるコーディネイトも可能。

最後に、⑤他には無い素材使い
テクノウールやサマージャージ等、機能性に
富みながらもクラシックな見た目から逸脱しない素材選びが秀逸。

ジャブスのサイズ感は?

今回購入したのは、人気モデルである
「MASACCIO(マサッチョ)」とややゆとり
をもたせた「MASACCIO R1」。それぞれを
比べてみました。ジャブスには、シルエット
の異なるモデルが多数存在するので
サイズ感にはくれぐれもご注意ください。

スッキリ細身に履きたいウールジャージー素材
を載せたタイプは「MASACCIO」サイズ48、
緩くカジュアルに履きたいデニムライクな
ジャージー素材のタイプは「MASACCIO R1」
の46を選んでみました。
下にサイズ表も載せておきますのでご参考までに。

ボトムスのみのオーダーも

一方、敷居が高いと感じるかもしれませんが
オーダーも有効な選択肢です。
オーダーが選択肢に入った理由は、主に2つ。

1つは、インポートボトムスの高騰
今やインポートの王道ブランド(INCOTEX、
PT TORINO、Rota、BERNARD ZINS等)は
最低でも3万円台半ば、ウールなどの素材に
よっては5万円台にまで値上が進行中。
(私がバイヤーだった頃は2万円台半ばから
後半がボリュームゾーンだったょ…遠い目)
定価が50,000円近くまで来るとさすがに
踏み止まりますし、翻って、オーダーの
価格が安くすら感じられます。
 
2つ目は、体型の変化
座り仕事が増えたことで、トレーニングを
しないとヒップ周りが重力に耐えられなく
なってきている、そんな悲しい年齢。
自身の体型を考慮した上で、美しい
シルエットを表現してくれるのは
オーダーの最大の強みだと思います。

大人気の『IGARASHI TROUSERS』のように
50,000円以上するオーダーボトムスの
「雲上ブランド」も素敵ですが、
まずはオーダーの良さを気軽に体感したい、
という観点から圧倒的な高コスパを誇る
サトウテーラー」さんでオーダーした
ボトムスをご紹介します。
また、ジャブスと比較したサイズ表も
載せておきます。

ボトムス選びが面倒な方へ

ただ、接客されることに疲れていたり、
そもそも店舗に足を運ぶ時間が無い、
さらにはボトムスは試着に時間がかかる…
なんて悩みも多いのではないでしょうか?
ボトムスは選ぶのも一苦労ですよね。

そんな方には、
ご自身のサイズを把握しておく」ことを
強くオススメします。あるいは、
お気に入りのブランド・モデルの
マイサイズを知っておく
」だけでも良いです。
上表のように自身のサイズを覚えておいたり、
「ジャブスのMASACCIOの46!」と決めて
おくのが吉です。

今やオンラインでお買い物するのが
当たり前の世の中ですので、
1本「コレ!」というのが見つかった際に
オンラインで即注文出来ますしね。

Whitedenim

最後に、アカウント名にもあります
Whitedenim』の通り、白パンが好きな私。

2000年代後半に『PT01(現PT TORINO)』、
『PT05(5ポケットライン)』に出会って
以来同じモデルを7~8本購入、買い足しつつ
今でも最低週3で履いています。
しかし、そんな私も時代の波には逆らえず
当時の細過ぎるシルエットが一昔前の
トレンドであることに気付きました。
(白パンの良さやこだわりは長くなるので
また別の機会に…)

今回ボトムスの重要性に気付けたことで、
コーディネイトのバリエーションも増え
改めてファッションが楽しくなっています。

年も明けて、オンライン・オフライン問わず
セールが開催されていますよね。
かつてに比べ割高になっているインポート物
も、このタイミングなら購入してみようと
いう気になるもの。

今回の考察が皆様のお買い物の一助になれば
幸いです。

ジャブス アルキヴィオ
created by Rinker
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