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コロナ禍のファッション投資|“痛見え”しない3つのポイント その③:サイズ感

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コロナ禍のファッション投資|“痛見え”しない3つのポイント その③:サイズ感

今回は「3つのポイント」の最後!

私自身着こなしの中で重要視しているのが
「柄面積」「色数」、そして「サイズ感」
だと先日書かせて頂きました。

▶︎「① 柄面積」についてはこちら

▶︎「② 色数」についてはこちら

 

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男性ファッションにおける「サイズ感」の重要性

「サイズ感」は男性ファッションにおいて
最も注意すべきポイント
だと感じています。
※ サイズ「感」?業界用語ですかね。
 「温度感」「規模感」「抜け感」等々
 「○○感」は多くありますが、
 「○○の微妙な感覚」と捉えて下さい。

40代男性の残念な服装

ちなみに先日Twitterを見ていたら、
とってもわかりやすい記事が。

「こうなってはいけない」典型例ですよね。
ただ、40代になるとファッションにかける
金銭的な余裕が無くなったり、若い頃細身の
服装だった人も楽なゆるコーデに走ったり…
自分の中の優先順位が変わってしまい、
気が付くと上記の画像のようになったという
方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ではこれ、根本的にどの部分がマズいのか?
よく見ると、「全体的に“オーバーサイズ”」
「“よれよれの”チノパン」…と「サイズ感」
に関するワードが散りばめられています。
読み替えれば、「サイズ感」を整えれば
見た目が一変するということです。

「オーバーサイズでない = 細身」…ではない!

男女問わず、代表的なシルエット例として
「Aライン」「Iライン」等アルファベットを
モチーフにその形状を表したものが一般的に
知られています。この手の話になると
「このバランスで着こなせ!」と謳う
サイトや雑誌も多いですが、
「これらをひとつずつ覚える = オシャレ」
では決してないと私は思っています。

一方で、早合点もNGです。単純に
「オーバーサイズでない = 細身のもの」
…が正解ではないんです。スキニーパンツや
ピチTも合わせるアイテムに依っては
素敵に見えますが、一歩間違うと
ゲ●っぽくなってしまったり、悪い意味で
アバンギャルドに映る可能性があります。

では何をもって「適正サイズ」とするか?
「スーツを着る際のフィッティング」
こそが、カジュアルからドレスまで全ての
装いの基本になると私は考えます。
「スーツは男性を最も輝かせる鎧」と
言われる通り、スーツには男性を魅力的に
演出する要素が詰まっています。その装い
を構築する上でのチェックポイントこそ、
「適正サイズ」を知ることに繋がるんです。

適正サイズとは?

ただ、周りを見渡してもそもそもスーツが
自分の身体に合っていないオジサンは
非常に多いですよね。
肩の部分が落ちたブカブカの上着を着て、
パンツの裾が引き摺るくらい長いオジサン。
現実はそうではなかったとしても、
先程のTwitterにあるように
「だらしない生活を送ってそう」
「仕事が出来なそう」…という印象を
周囲に持たれてしまうのは避けられません。

オジサンばかりでなく、ふくよかな人から
華奢な人まで、体型も人それぞれですよね。
そのあたりも踏まえて、注意すべきポイントは以下の通りです。

ポイント

 <ジャケット>
 ① 肩
 ② 胸
 ③ 袖丈
 ④ 着丈
 <ボトムス>
 ⑤ 裾

① ジャケット / 肩

「スーツは肩で着る」と言われる程重要。
肩の骨の部分にジャケットの縫い目が触れ、
肩がほんの少し外側に出る状態。

肩幅が狭いジャケットの場合は、
引っ張られて横シワが出てしまい、逆に
ジャケットの方が広い場合は自身の肩の
ラインからジャケットの肩が落ちてしまい、
肩周辺にシワが寄ります。

② ジャケット / 胸

ボタンを留めた状態で胸元には握り拳が
1つ入る程度の余裕が必要。
ジャケットが小さい場合は、襟が浮き
VゾーンがUのように変形して見るからに
窮屈そうな印象に。逆にジャケットが
大きい場合は、生地が余って縦ジワが
出ることによって、だらしない印象に
映ってしまいます。

③ ジャケット / 袖丈

ジャケットの袖口から見えるシャツの長さは
「1.0-1.5cm」。
ジャケットの袖の長さは
手首のくるぶしあたりまでで、そこから
シャツが指一本分覗くようなイメージです。
例えばシャツの袖が全く見えない状態だと
「ジャケットに着られている」ような印象
になり、逆にシャツの袖が見え過ぎると、
所謂「つんつるてん」で貧相な印象に。

④ ジャケット / 着丈

「着丈はヒップをちょうど覆うくらい」が
ひと昔前の基準でした。でも今の時代に
照らし合わせるとこれでは長過ぎて
先程のTwitterの「オジサン」そのもの。
全身のバランスから見ても、脚が短く
見えてしまいます。かといって、
若い方向けのショップで提案されている
「お尻丸出しの短丈」は、大人には
応しくないですよね。私自身は
「ヒップが隠れるラインから2.5~3,0cm
ツメる」
をここ数年目安にしています。

⑤ ボトムス / 裾

時代感を顕著に表すのがボトムの裾の長さ
だと思います。昔は、靴の甲に裾が乗った
際に1つシワが出来る「ワンクッション」
が定番とされてきました。
スーツ量販店等では、特に成人式や
リクルート用スーツを探されている若い方に
対して、今でもこの基準で接客する販売員
が多いです。勿論裾が短くなり過ぎると
貧相に映ってしまいますし、接客する側の
「一度短くすると後から修正出来ないし、
長い分にはクレームにならないだろう」
というリスク意識も理解出来ます。
ただ、カジュアルスタイルでも踝を出して
穿く方が増えている中、「ワンクッション」
は今となっては非常に野暮ったく映ります。

故に「靴の甲に触れるか触れないか」の長さ
が新基準。「ノークッション」と言われる
状態がそれで、この±0の状態から40代、
年相応に落ち着いた雰囲気に見られたいなら
+0.5cm長く
といったところがベストだと
私は思います。

写真はだいぶ前に仕立てたスーツなので、
ボトムが細過ぎるかなと我ながら反省。
丈感は+0.5cm、さらに渡り幅に少し余裕を
持たせることで裾が真っ直ぐ下に落ち、
もっと綺麗なラインになるはず。

スーツを仕立てることで得られる “学び”

オーダースーツを作ったことのある方
にとっては、この手の話は「釈迦に説法」
だと思いますが、これから社会に出られる
方や、手っ取り早く印象を変えたい方、
或いは今までスーツをオーダーしたこと
のない方は上記の説明を見て
「注意点が多くて面倒だなぁ」と
思われるかも知れません。
(とかくメンズファッションは古来より
ルールが多いのです。。。)

是非一度、スーツを仕立ててみて下さい。
熟練のフィッターに相談に乗ってもらい、
様々な仕様を決め、自分だけの一着を
仕立てる。勿論、そのショップや
縫製工場の強み・個性によっては
提案している(得意としている)スタイル
は異なりますし、身体に合わせ過ぎると
不格好になるなんてこともありますが、
2~3着仕立てるうちに、自分の好みの
サイズ感が固まってきます。昔は
高価だったオーダースーツも、最近では
30,000円台から出ていますし、今後の
長い人生における「勉強代」としては
私は安いと思います。

ちなみに私自身も、最初からこれらを
理解し実践出来ていた訳ではありません。
入社したての頃にスーツを仕立てたことが
キッカケで、何十着とスーツを仕立て、
失敗し、雑誌や映画、有識者の方々から
様々な知識を得たことで、シルエットや
仕立ての重要性が少しずつわかってきました。

スーツで装いの基本の「キ」を理解する

大幅に話が飛躍してしまいましたが(笑)、
自分が最も美しく見える「サイズ感」が
理解出来れば、ドレスだろうとカジュアル
だろうと恐るるに足らず。

勿論、若年層の間ではオーバーサイズの
シャツや太いバギーパンツが流行っていたり
昨今はドレス界隈でもジャケットに太めの
ミリタリーパンツを合わせるコーデ等が
散見されています。
ただ、それらはあくまで応用です。
今回お話しした自身の「適正サイズ」を
理解した上での応用編だと思って頂ければ
大きな事故なく、着こなしを自分なりに
アップデートしていけると思います。

長々とお付き合い頂き有難うございます。
着こなしについては、今後も折を見て
追記していきたいと思います。

Lardini メンズジャケット
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コロナ禍のファッション投資|“痛見え”しない3つのポイント その①:柄面積

コロナ禍のファッション投資|“痛見え”しない3つのポイント その②:色数

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