2022年も早くも2月。受験や就職・転職、
或いは転勤・転居等に伴う「新生活」の
準備をそろそろ始めようとお考えの方も
多いのではないでしょうか。
目次
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新生活はPC周りを整備するのに適したタイミング
特にPC周りは、実際に授業や仕事が
進み始めてしまうとなかなか整理する時間
を確保出来なくなってしまいがち。
タブレットやスマホを持っている方でも、
PCは授業や仕事のみならず音楽や動画鑑賞
・編集等で1日中フル活用…そんな日々が
続いてふと気付くと、挙動が“もっさり”
しているなんてことも多いですよね。
気付いた時には遅い?!ハードディスク容量
私のPCも、挙動が重くなってきた当初は
「購入してから8年以上経過してるし、
そろそろ買い替え時なのかな…」と落胆。
頭を切り替えて、「買い替え前に大切な
データを外部保存しておかないと!」と
思い立って、そもそものデータ容量を
確認したところ…
なんとHDDのデータ容量が残り21GB!
パーセントに直すと残り5%!!
それは“もっさり”するのも仕方ないよね…
5年前の購入当時は
「HDDが500GBあれば当分大丈夫でしょ」
と高を括っていましたが、日々写真や動画が
高画質化していく中で、アッという間に
容量が喰われていったのでしょう。。。
今では10万円前後のノートPCであれば、
倍の1TB以上の記録容量がスタンダードに
なっていることからも、年を追う毎に
データ容量が増えていくであろうことが
推察されます。
振り返ってみると、これまでガラケー時代
からの写真データや動画、音楽や自炊した
漫画データはDVDに焼いて保存していました。
でもよく考えてみると…
「焼いた後5年以上全く触っていない!」
「結構場所を取る!」
…ことに気付き、他の素敵な保存方法は
無いものか模索するようになりました。
『SanDisk サンディスク エクストリームポータブルSSD』
SDカードで有名な「SanDisk」製の
ポータブルSSD。発売されたのは2020年
12月と少し前ですが、未だに人気商品
として各所で取り上げられているので
ご存じの方も多いかと思います。
写真の通り、初期型のiPhoneSEと比べて
みました。この子の小ささがわかりますね。
サイズは 幅約5cm×高さ約10cm と本当に
小さい!そして見た目以上に軽い!
その重さなんと38.9g。
明治ミルクチョコレート(板チョコ)が
1枚約50gなので、それよりも軽い
(↑わかりにくい)。
加えて(メーカー公式では)高さ最大2mから
落としても内部のデータが破損しないという
驚異の耐久性。さらには「IP55」規格の
防塵・防滴仕様!だからこそ、右上の
ループ部分にカラビナ等を付けることで
お気に入りのバックパックやベルトループに
ぶら下げたりと、多少ハードな使い方を
してもOKなタフな設計になっているんです。
この子のメリットをつらつらと話して
しまいましたが、そもそも、
「SSDって何が良いの?」という方のために
以下で少しご説明しますね。
SSD vs HDD!メリット&デメリット比較
昔のノートPCはHDDが内蔵されたものが
大半でしたが、今ではすっかりHDD
(Hard Disk Drive) からSSD (Solid State
Drive) へと切り替わっています。
ちなみに、HDDの構造は高回転している
ディスクに磁気でデータを読み書きしている
のが特徴。一方、SSDは内臓されている
メモリーチップにデータを読み書きしています。
このような構造上の特徴から、SSDには
以下のメリットとデメリットが生まれます。
(詳しく知りたい方はSSDメーカーサイトを
ご覧ください)
HDD→SSDのメリット&デメリット
<HDD→SSDのメリット>
①データの読み書き速度が速い
②衝撃による故障リスクに強い
③動作音が静か
④小型&軽量
<HDD→SSDのデメリット>
①割高
②最大容量が少なめ
データの転送速度は?
アプリを使って厳密な転送速度を測るべき
なのかも知れませんが、ただでさえPCが重い
ので今回はご容赦頂き簡単な目安の時間を。
その前に、まずはインストール。
付属のUSBケーブルを使ってPCに挿すだけ。
早速データ移行を始めてみると、
こんな具合に私の8年落ち中華製ノートPC
(Corei5×500GB<HDD>、USB3.0)では、
「画像:144GB → 1時間 5分」
「動画: 27GB → 10分」
「音楽: 5GB → 3分」
といった具合でした。参考になれば
幸いです。ちなみに公式では
「読み取り速度 1,050MB/秒2」
「書き込み速度 1,000MB/秒2」
…と記載されていますので、
「USB 3.1 Gen2」に対応するPCなら
倍以上速く作業が終わっていると思います。
ちなみに、同時期に発売された最上位機種
『エクストリーム プロ ポータブルSSD V2』
なら、「USB 3.1 Gen2×2」に対応し
更なる高速転送が見込めます。
万が一紛失しても大丈夫!
この子にデータを保存しておけば余程の
災害が起こらなければ安全だと言えますが
万が一この子そのものを紛失してしまった
場合はどうか?
そんな場合でも、専用ソフト
「SanDisk SecureAccess」によって暗号化・
保護しておけばデータを盗まれる心配はありません。
そもそもの紛失を防ぎたい場合は、Appleの
「AirTag」のようなアクセサリーを付ける
と間違いないのかな、と思います。
さらに、データが消えてしまった場合でも、
データ復旧ソフト「レスキュープロ
デラックス」が “使い始めてから”
1年間利用出来るので、備えも万全と言えます。
時代はHDDからSSDへ!
大容量記憶媒体「SSD」の魅力について
お分かり頂けたかと思います。
この子のおかげで、うちのPCもキビキビさ
を取り戻しました。これでもう少しの間
使えそうですし、仮に今後買い替えても
データ移行が大幅に楽になりそうです。
次回は、SSDを使った更なる便利アイテムを
ご紹介しますので、暫しお待ちください。